弊社の紳士服縫製は、日本のものづくりとヨーロッパのものづくりの長所をバランスよく取り入れています。
立体裁断に基づいて、パターンから制作していますので、縫製工場では切りくずがほとんどありません。必要以外に余分な手を加えないことで、しっかりとしたシルエットや、素材を活かしたソフトな仕上がりを実現しています。
また、パターンづくりからの一貫体制により、ものづくりに責任を持ちたいと考えています。
紳士の国、英国の伝統的な服作りを再現した、最高級のメンズスーツ「イギリス・ライト」を展開しております。
イギリス・ライトは、長年にわたりヨーロッパのものづくり技術を学ばれた中西弘ファッションエール代表の発案のもと、開発されたレディーメードの完全受注生産メンズ・スーツです。
生地にはダンヒル、ファインテックス、スキャバル、ドーメル等に代表される最高級の英国製生地を使用し、本バス胸芯をはじめ、厳選された副素材を採用しています。
卓越した技術者の腕を活かした最高級の技をお楽しみください。
弊社は人材育成を最重点課題の一つとして長年取り組んでまいりました。社内には、独自の教育機関「エス・モード・カレッジ」を開設し、若い技術者の育成を行っております。
講師には社外で活躍している技術指導者を招き、課題に沿って設計から縫製までを幅広く学びます。また、技術面だけではなく、言葉遣いや生活マナーなど、社会人としてのマナーもカリキュラムに含んでおり、心身ともに優れた人材育成を目指します。
弊社では、全ての新入社員がこのカレッジに参加し、カレッジ卒業の3年後には丸縫いができるようになるまでの技術を習得します。卒業後は師範課もあり、指導者としての活躍の場も用意しています。
活気のある若いパワーが、弊社の大切な財産です。
本社工場は、「働く人に優しく・明るい職場環境であり、美観も重要である」という弊社社長のこだわりの元に、平成5年に穴水にあった分工場を統合して石川県金沢市内に新築しました。
いいものづくりをするためには、ファッションを身近に感じられるロケーションも重要だと考え、北陸の中心ともいえる金沢の中心地に機能を集約しました。。
工場内は、一日中安定した光が得られるよう設計されています。また館内は優しく落ち着いた空間につつまれており、ものづくりに必要な感性が自然と芽生え、育まれるよう随所に工夫されております。